食は命、
農場から食卓へ。
千葉【米仕上げ®】豚
国産飼料にこだわる、豚肉の物語
日本の食料自給率はわずか37%です。自分達が食べるものも充分に作れない国ではいけない。 輸入じゃない、美味しい国産品を作り出していこう。
そんな強い想いが、現在のブライトピックを創り上げてきました。
ブライトピックグループは国産飼料にこだわり、飼料自給率の問題に向き合いながら取り組みを続けてきました。20年前には日本で初めて、ドイツ、オランダから食品ロス対策の「リキッドフィーディング」の設備を導入。その後、当社独自の技術を集結して千葉県旭市に溝原飼料工場を建設しました。飼料原料には食品製造の副産物を利用し、受け入れ量や栄養価の調整を自社で一元管理することでトレーサビリティを確立し、安全で安心な飼料の供給を可能にしました。
現在、日本ではお米を1人あたり年間50.7kg消費していますが、その量は20年前から2割以上も減少しています。加えて、多くの飼料穀物を海外に依存しています。
日本には水田に適した多くの土地があり、水田には洪水防止、土砂流出防止、生物多様性の維持など、なくてはならない機能が多くあります。
そこで当社は15年前から、千葉県旭市を中心とした水田で生産した飼料用米(以下、米)を豚の飼料として給与し、排出された糞尿を堆肥として還元する【循環型の耕畜連携プロジェクト】を立ち上げ、海外に依存しない畜産経営で時代を活性化しながら国益にかなう産業に邁進してきました。
当社では豚に輸入穀物のトウモロコシをほとんど給与せず多くの米を給与しています。これにより、脂肪酸の一種であるオレイン酸含有量を調整し、ほんのり甘い口どけなめらかな食感の肉に仕上がっています。
国産飼料にこだわった当社独自の飼料システムにより、現在は豚に給与している飼料の多くを国産のものでまかなっています。
ブライトピックグループはこれからも国産飼料にこだわり、日本の畜産業のリーディングカンパニーとして、食料自給率の向上に取り組んでまいります。
沿革
- 1965年(昭和40年)
- 創業者が個人で養豚を始める
- 1971年(昭和46年)
- 法人化、有限会社ブライトピック設立
- 1972年(昭和47年)
- 有限会社神奈川中央農産設立
- 1976年(昭和51年)
- 株式会社高座豚手造りハム設立(旧株式会社神奈川畜産)
- 1983年(昭和58年)
- 第一農場開設
- 1985年(昭和60年)
- 第二農場開設
- 1986年(昭和61年)
- 農事組合法人 高座豚手造りハム設立
- 1996年(平成8年)
- 有限会社ブライトピック千葉設立
- 2001年(平成13年)
- 東庄農場開設
- 2002年(平成14年)
- 銚子農場開設
- 2004年(平成16年)
- 森戸農場開設
- 2007年(平成19年)
- 溝原飼料工場開設
- 2010年(平成22年)
- GP農場開設
- 2012年(平成24年)
- 黒潮農場開設
私たちの農場紹介
有限会社ブライトピック
-
本場
〒252-1124
神奈川県綾瀬市吉岡2321
TEL.0467-77-2413 FAX.0467-76-2245 -
第一農場
〒289-0422
千葉県香取市桐谷1077
TEL&FAX.0478-78-3587 -
第二農場
〒289-0424
千葉県香取市新里1879-9
TEL.0478-78-4646 FAX.0478-78-4910 -
東庄農場
〒289-0623
千葉県香取郡東庄町窪野谷高槻1095-1
TEL&FAX.0478-86-2378
有限会社ブライトピック千葉
-
飯岡農場
〒289-2714
千葉県旭市三川14834
TEL&FAX.0479-57-1129 -
GP農場
〒288-0825
千葉県銚子市新町1490
TEL&FAX.0479-23-8087 -
銚子農場
〒288-0825
千葉県銚子市新町1642-1
TEL&FAX.0479-30-1766 -
森戸農場
〒288-0872
千葉県銚子市森戸町1509-2
TEL&FAX.0479-33-2492 -
黒潮農場
〒288-0825
千葉県銚子市新町1642-1
TEL&FAX.0479-30-1766 -
溝原飼料工場
〒289-0503
千葉県旭市溝原1009
TEL.0479-60-7476 FAX.0479-60-7477
ブライトピックは畜産を通して、
食の安定供給で社会に貢献します
千葉【米仕上げ®】豚
米へのこだわり
お米を食べておいしくなる豚肉
飼料用米を給与することでオレイン酸の含有量は一般飼料のとうもろこしを給与した時と比較して増加します。オレイン酸は肉の脂肪に含まれる脂肪酸の1種で低い温度で溶け出す特徴があり、口どけなめらかな食感になります。
ブライトピックが飼料用米を使う理由
国内では米の消費が年々減少している中、洪水の防止や地球温暖化に貢献してくれている田んぼを無くさないために飼料用米として作 ってもらい飼料として豚に給与しています。そのため飼料用米は国産の飼料として注目されています。ブライトピックでは米類(飼料用米・白米・せんべい等の加工品)の添加が20%以上になり栄養バランスも調整された餌を給与しています。
地域へのこだわり
周辺農家との耕畜連携
千葉県旭市を中心に飼料用米を集荷して豚に給与しています。そして農場から出た糞を堆肥にして近隣の農家に肥料として還元して、またそこから穫れた飼料用米を豚に給与しています。
畜福連携
わが社では農場・飼料工場において地元のシルバー人材や障がい者の方々とともに仕事に取り組んでいます。
安全への取組み
安全な飼育
自社の獣医師のほかに社外のコンサルタントによる第三者の指導を頂き、飼育管理や疾病、飼育環境の改善に努めています。
安全な豚肉
農場では豚肉の食品安全性を高めるために農場HACCPを導入しています。
飼料へのこだわり
エコフィード(リサイクル飼料)の利用
日本では国内の食料自給率が低い一方で食品ロスの問題がでています。
そこで、わが社では自社飼料工場をもつことにより食品製造副産物を飼料として有効活用した自家配合飼料を与えています。
リキッドフィーディング
エコフィードを利用した液状給餌システムを導入し、自家配合を行っています。
一般飼料ではとうもろこし比率が高い中で飼料米やエコフィードの利用により『米・麦類が合計50%以上』の飼料を給餌しています。
美味しい本物のハム・ソーセージを造る
神奈川県都市型畜産 高座豚手造りハム
昔の豚肉はもっと美味しかった。
幻の「高座豚」を復活させ、さらなる「美味しさ」の追求を。
明治中期以降、相模原から藤沢にかけての旧高座郡で生産され、昭和初期には良質な味と肉質から、薩摩黒豚と並んで全国的に知られるようになり、名を広めたブランド豚の「高座豚」。
品種はイギリスのヨークシャー州原産で、明治初めに日本に輸入され、中ヨークシャーという中型種。
色が白く、肉は脂肪が厚めだがしまりがよく、濃厚な味が特徴でした。
餌にも特徴があり、旧高座郡で多く栽培されたサツマイモや、冬に取れる大麦を飼料として与え育てていました。
しかし、1950年代後半から、アメリカ、オランダからきた大型種に押され、病気にも弱く、肉量も少ない、生育期間も長い中ヨークシャーは大型で生育の早い品種へと移行していき、1970年代にはほぼ絶滅となり、その後「幻の豚」といわれるようになりました。
そして、紆余曲折を乗り越え、その幻の豚を復活させようと当時の㈱神奈川畜産が中心となって取り組み、1985年「高座豚手造りハム」開業とともに新生高座豚を復活させました。
現在はより安全で安心、そして美味しいを追求し続ける「高座豚手造りハム」は神奈川県内に3店舗あり、全国のお客様から好評を頂いています。ネット販売も行っております。
高座豚って何?
- 神奈川県で育った豚です。
- 吟味されたエサで育ちました。
- 歴史ある伝統技術を備えた生産者が育てました。
- ほとんどの高座豚は、ハム、ソーセージ等の食肉加工品や、
ごく一部の飲食店に卸されるのみで、非常に貴重な存在です。
お肉の特徴、おいしさの秘密は?
- 旨み成分(遊離アミノ酸)が豊富である
- さらっと溶ける上質な脂肪
- 肉質がきめ細かくやわらかい
- 食べて実感!非常にジューシー
- その味の良さから「神奈川名産百選」にも選ばれてきました。
- 脂身が甘くまろやかで旨みがあるのが特徴です。
会社情報
経営理念
清く 正しく 美しく
我社は消費者の皆様に
安全でおいしい豚肉の安定供給を志し
安心できる食文化の向上に貢献する
我社はグローバルな情報を収集し
国際競争に打ち勝ち
地球の環境に配慮した循環型養豚を構築する
我社は全社員と家族が共に
協調と向上の精神を常に養い
人間性豊な会社を運営し
地域社会に貢献し国に報いる
社是
和を尊ぶべし
誠をつくすべし
技能を磨くべし
責任を重んずべし
健康を管理すべし
会社概要
有限会社 ブライトピック
社名 | 有限会社 ブライトピック / Bright Pig co.,Ltd |
---|---|
設立 | 昭和46年4月6日 |
資本金 | 5,000万円 |
代表取締役 | 志澤 輝彦 |
事業内容 | ●家畜の生産並に販売 ●精肉の販売 ●全各号に附帯する一切の業務 |
本社 | 〒252-1124 神奈川県綾瀬市吉岡2321 |
TEL | 0467-77-2413 |
FAX | 0467-76-2245 |
農場 |